動物病院が持続的に成長していく経営方法とは?【経営コンサルタントが解説】
人口減少・ペット減少・高齢化・採用難などあらゆる問題にどう立ち向かうべきかが重要です。
動物病院の件数は12,116件(2019年12月時点)となり、近年微増の傾向が見られる。これは2極化が進んでいることを意味しています。今後、重要になってくるのが「中規模・大規模の仕組化された医院」または「専門化された医院」のどちらかです。
変化が著しい現代では、毎年同じ診療・同じ機材・同じ人員など変わらない経営をしていくと衰退する一方です。常に新しい情報をキャッチアップし、診療体制や経営を毎年ブラッシュアップしていく必要があります。同時にマーケティングとマネージメント領域両方が求められます。
下記、動物病院経営に必要なポイントを記載致します。
目次
①ドクター以外をフル活用した業績・顧客満足度アップ
~ドクター頼りの診療・経営スタイルからシフトチェンジ~
生産性が高い医院とそうではない医院の特徴として、院長及びドクターに依存しているかどうかということが言えます。やはり院長やドクターばかりに依存していると判断待ちや指示待ちという状況に陥ります。そうなると、自ら行動し、診療をすすめていくということが難しくなります。
まずは任せる部分と任せない部分を明確化する必要があります。例えば、カウンセリングにとってもドクターが説明する点とそうではない点で分け、どんどん権限移譲していくのが望ましいです。その結果、診療は効率化されるだけなく、客単価の向上、飼い主の満足度向上にも繋がります。また、同時にそのような仕組化や教育が大事になってきます。
②4つの仕組み化
~診療効率化~
通常医院が大きくなればなるほど生産性は低くなってしまう傾向にあります。常にどうすれば診療が効率化できるか考えていく必要があります。
~定着の仕組み化~
働きやすい環境で定着率向上
従業員の定着率が高い病院の特徴として、評価制度の構築での従業員の働きがい構築されています。
業界よりも残業が少ない働きやすい環境や評価制度を導入し、従業員のキャリアプラン・成長に目を向けることが重要です。
~顧客満足度向上の仕組み化~
動物病院の経営に重要なのが固定化です。いくら新患が多くともその後の継続来院がなければ業績は安定しません。つまり、継続来院を如何にして頂くかが重要なポイントです。
~経営人材(右腕、左腕)育成の仕組み化~
人財が多くなればなるほど、統率は難しくなります。そのためには、院長以外の幹部の働きが重要になってきます。つまり、院長不在でも回る診療体制の構築が必要です。
このように動物病院経営にとって、院内・院外両方の視点を持っていくのが重要になってきます。
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