【値上げに踏み切れない先生へ】値上げをしても患者さんが離れない価格改定の極意
平素よりお世話になっております。
船井総合研究所の前園でございます。
お忙しい中、本メールをご覧いただき、誠にありがとうございます。
現在、物価の高騰が動物病院経営にも深刻な影響を与えております。
医薬品や医療資材のコスト上昇、光熱費の増加、そして人材確保にかかる人件費の高騰など、コストは着実に増加しています。
こうした状況の中で、サービスの質を維持し、スタッフに適正な対価を支払い続けるためには、価格改定が避けられない課題となっているのではないでしょうか。
とはいえ、価格改定に対して不安を感じていらっしゃる先生も多いかと思います。
「長年通っていただいている飼い主様が離れてしまうのではないか…」
「地域からの評判に悪影響を与えてしまうのではないか…」
といった懸念から、一歩踏み出せずにいるのが現実かもしれません。
ですが、ご安心ください。
弊社がご支援させていただいている50院以上の動物病院において価格改定を実施いたしましたが、一部では飼い主様の離反が見られたものの、大きな離反には至らず、多くの飼い主様に継続してご来院いただいております。
価格改定は単なる「値上げ」ではなく、「提供する価値に見合った価格を設定する」という取り組みです。
正しい価格設定を行えば、飼い主様にも納得していただけるのです。
重要なのは、提供する「価値」に見合った「適正な対価」をいただくという考え方です。
そして、その価格設定をどのように飼い主様に伝えるかが鍵となります。
実際、弊社のご支援先では、検査料金、手術費用、薬剤などについて「かかる人数」「かかる時間」「かかる原価」に基づき、適切な価格を設定されています。
その結果、飼い主様には納得感をもって受け入れていただけています。
このように、価格設定にはいくつかの重要なポイントがあります。
値上げの極意!価格改定でも飼い主が離れない動物病院の秘訣解説
