【動物病院向け】ホームページ制作会社を選ぶ際のポイント!相場やデザインのポイントなど解説
目次
HP制作会社ってどんな基準で選べばいいの?製作費の相場やデザインのポイントなどを専門コンサルタントが解説
皆さん、こんにちは。
船井総合研究所の動物病院コンサルティングチームです。
本日は「動物病院におけるおすすめのホームページ会社」についてお話し致します。
既にホームページを制作されている医院様も多いかと思います。ただホームページは定期的に修正・見直し・追加が必要となってきます。是非、今回のお話も参考にして頂けたら幸いです。
◆目次
1.ホームページをリニューアルするべき理由
2.制作会社を選ぶポイント
3.製作費の相場について
4.デザインのポイント
1.ホームページをリニューアルするべき理由
①飼い主さんのほとんどはホームページを見て来院する
そもそも本当に力を入れてホームページを作り切っている動物病院は少ないです。
しかし、年齢を問わず、ほとんどの人がスマホを持ち、誰もがいつでも簡単にネット上で検索ができるようになりました。そして、多くの飼い主さんは動物病院を探す際に医院のホームページや口コミを見て比較検討し来院されます。
そのため、多くの情報を比較検討する飼い主さんに選ばれるためのホームページを作る必要があるのです。
②動物病院業界ではホームページに力を入れている医院が少ない
「皆さんの医院がある地名+動物病院」と検索して比較サイトを除き上位3医院のサイトを覗いてみてください。
そして、「皆さんの医院がある地名+歯医者」と検索して同じく比較サイトを除き上位3医院のサイトを覗いてみてください。
直感としてどちらのホームページのほうが作りこまれていると感じられましたか?
当然地域によって例外はありますが、比較的に歯医者のホームページのほうが作りこまれていると感じられた方が多いはずです。
すなわち、動物病院では地域にもよりますが、他業種とも比較してホームページに力を入れることで一気に他院との差別化を図ることができます。
2.制作会社を選ぶポイント
まず大前提にホームページをどう活かしていきたいかによって変わってくるかと思います。
例えば、集患のためにだけに活用したい、
ブランド価値を高めたいなど医院様によって重視される点も違うかと思います。
勿論、その重視してる点を叶えてくれる制作会社様が望ましいのですが、実際制作してもらったらイメージ・考えていたモノと違うということも多く聞きます。なので、ホームページ会社様の選定は大事になってきます。
そして、高いから一概に良いとは言い切れません。当然ながら安いから良いとも限りません。初回が安く、ランニングコストが高いという場合もありますので、そちらも加味して判断するのが望ましいです。
大事なのは価格分の価値があるか、
自分が納得できるホームページができるかどうかだと考えています。
3.製作費の相場について
また、初めにお伝えしたように、ホームページは見直しが必要です。おおよそですが、3~5年に1度はリニューアル・作り直しなどが望ましいです。ファッションなどに流行りがあるようにホームページにも流行りがあります。実際に3~5年前制作したモノと直近で制作されたホームページを比較したらわかりやすいかと思います。
SEOの順位基準にも同じことが言え、時代と共に変化していきます。それをちゃんとキャッチアップして対策するのが望ましいです。
結論からお伝えすると、動物病院のサイトリニューアルには最低でも80万円ほどのホームページを制作するべきです。
これを聞いて、「え、、高い、、」と思われた方がほとんどだと思います。
しかし、地域で圧倒的なクオリティのホームページを作ることが、現代ネット社会の集患や医院のブランディングにおける最大のポイントであり、結果を出すための最短の方法です。
しかし、当然ただ80万円以上をかけてホームページを作っても意味がありません。
しっかりと飼い主さんにとってこの病院に行きたくなるポイントを抑えたホームページを作る必要があります。
費用対効果で考えてみる
もしホームページをリニューアルすることで現状の月の新患の数+5~10名がコンスタントに来院されるとしたらどうでしょうか。
単純に計算すると、年間で60名~120名ほどの新患数の増加になります。
3か月に1度来院されるとしても年間で(初年度に関しては来院されるタイミングが異なるので一概には言えませんが)300件ほど件数が増えることになります。
仮に客単価を8000円で見積もっても240万円の売上UPになり、80万円のホームページ制作費用は十分1年間でペイすることができます。
4.デザインのポイント
しかしそのHPもただ持っているだけでは競合がどんどん増えている今、差別化を図ることが難しくなってきています。今の時代はしっかりとHPを作りこんで他医院よりも患者さんの満足度が高くデザイン性の高いHPを作成する必要があります。
動物病院が参考にするべき4つのHPのデザインについてご紹介いたします。
①ファーストビューで何のサイトかすぐ理解できる
HPのファーストビューとは最初にそのページにアクセスしたときに一番に表示される部分です。要するにスクロールせずに開いた瞬間に見ることができるページということですね。
あなたの医院のHPは一目みてすぐに「動物病院のサイトだ」と理解できるつくりになっているでしょうか?ユーザーはサイトを開いて3秒でその続きを読むかどうか判断するともいわれています。ページの離脱率を下げるためにもファーストビューにはより一層力をいれましょう。
②ファーストビューにメニューがある
①でファーストビューの重要さについては解説しました。ページの離脱率を下げるため、ほかのページを回遊してもらうための施策の一つにファーストビューにメニューを設置し他のページへ移動しやすくするということがあげられます。また、ユーザーはメニューからサイトにどんな情報があるのかを判断しています。メニューをみて自分がほしい情報がないと判断されたらそこで離脱してしまう可能性があります。開いた瞬間、どんな情報が得られるのか、そこにすぐ移動できるようになっているのかということを重視しましょう。
③ユーザーの視線に合わせてコンテンツを配置する
webサイトを見られるときのユーザーの視線の動きをご存じでしょうか?アルファベットの「F」のような動きをするといわれています。左から右に、上から下にということです。
そのため重要だったり、優先的に見てほしいコンテンツはページの左側に設置することでそのページをみてもらいやすくなります。
また、もちろんですが重要なページほど上に設置しておきましょう。ページ下部ほど見られなくなります。
④アクションボタンをフローティングに設定できている
フローティングとはユーザーのページの移動に伴って一緒にボタンやバナーを移動できる仕組みです。これを設置することによってユーザーがアクションを起こそうとしたときにボタンがどこにあるか分からなく諦めるという機会損失を防ぐことができます。
ちなみにフローティングメニューはどこに設置するのが一番効果的なのでしょうか?左右の基準でいえば右側に設置するべきといわれています。英語でも日本語でも左から右に読んでいきますよね。そのため左に設置してしまうとコンテンツの邪魔になってしまうことがあります。また、これはスマホの場合になってしまいますがページの下部に設置することで親指に近い位置にくるためアクションボタンがクリックされやすくなりといわれています。これはスティーブン・ホーバー氏が著書『Designing Mobile Interfaces』で作った造語「Thumb Zone(親指ゾーン)」といわれています。
新患を獲得するためにはwebマーケティングが欠かせません。
現在、HPをお持ちの先生も自分のHPが以上の4点を網羅できているか確認してみてください。もし全然できていないということでしたらリニューアルの必要も出てくるかもしれません。
5.まとめ
今回相場をお伝えさせていただきましたが、当然ただ80万円以上をかけてホームページを作っても意味がありません。
しっかりと飼い主さんにとってこの病院に行きたくなるポイントを抑えたホームページを作る必要があります。
そのようなポイントなどを踏まえてホームページの無料診断を実施しています。
動物病院グループでは自らホームページを制作しているわけではないので、自社のモノを営業・推奨することはありません。あくまでも第三者として判断出来るので、是非ご活用下さい。
↓下記、ご参照下さい↓