獣医師の採用ができないときにやるべきこと
動物病院を経営されている方の多くが獣医師の採用に悩まれていませんでしょうか?
多くの先生からこういったご相談を受ける機会があります。
本日は「獣医師の採用ができない!」と悩まれている動物病院経営者が今やるべきことを解説いたします。
目次
獣医師の採用難の時代
まず前提として獣医師の採用は全国的に見ても大変難しくなってきています。
獣医学部の学生数は大変少ないにもかかわらずそれを多くの病院が取り込もうとしているのですからそうなりますよね。
また、現在は企業病院も増えておりそちらに流れてしまっているという事実もあります。
また、都心部ではなく地方の病院は本当に採用が難しくなっています。
この前提の上で、「どうしたらうちの病院は選ばれるのか?」ということが採用のために必要になるのです。
うちの病院が選ばれるためにやるべきこと
先ほどもお伝えしましたがそもそも学生の数が少ない、大手病院の増加、都心部の人気などの中で、地方の個人の病院が普通に募集をかけてもなかなか選ばれるのが難しいと思います。
そこで、必要になるのは
どんな獣医師を採用したいかを明確にしその方に刺さる求人を出すということです。
・新卒か中途か
・どんな性格の子が病院にあっているか
・早く経験を積みたいのか、しっかりと研修を受けながら慎重に進めたいのか
このようにかなり詳しく明確にイメージすることが大事なのです!
これをマーケティング用語で「ペルソナを決める」と言います。実在しているかのように情報を決めることでどんな打ち出しが効果的かイメージがつきやすくなるのですね!
是非皆さんもこういった詳しい採用像を作ってみてください!
新卒か中途か
こちらは獣医師を採用する際にどちらがいいのかと悩まれる先生もいらっしゃると思います。これはどちらが良いとかではなく、どちらが病院にあっているかという観点で選ばれるとよろしいかと思います。
新卒のメリットは教育しやすさ、長期雇用になりやすいという点です。経験がないため、なんでもスポンジのように吸収していけます。ですが、やはり即戦力にならないという点では余裕のない病院だとフォローが難しくなる事もあります。
中途のメリットは即戦力となってくれることや、前の病院で得た知見を病院に展開してくれるという点です。反対に「前の病院はこうだたのに・・・・」とうちの病院に合わせるのが難しくなってしまうという点もあるかと思います。
以上を踏まえてうちの病院にはどちらがあるかと考えていただければと思います。
採用活動の方法
新卒と中途はそれぞれ採用手法も異なります。
新卒の場合は大学へのアプローチ、合同説明会の参加など直接アプローチしていく必要があります。
合同説明会について詳しくは「動物病院が合同説明会で獣医師を採用するためにするべき準備とは?」をご覧ください。
中途の場合は、Webの採用媒体を最大限活用していくことです。また、人脈を広げていい人がいれば紹介してもらえる体制を構築することも大切です。
また、新卒・中途採用のどちらにも有効なのが採用HPです。
こちらは毎年1名以上コンスタントに採用を行うということならばぜひ作っていただくことをおすすめいたします。
情報をテキストだけでなく写真や動画でしっかりと掲載することができるため病院の魅力を伝えやすくなります。
採用HPの作り方については以下のバナーをクリックしていただくと無料でダウンロードできます。ぜひこの機会にご覧ください。