値上げすべき?今の価格で大丈夫?価格設定を学ぶ【無料勉強会】
平素よりお世話になっております。
株式会社船井総合研究所の吉田です。
お忙しいところ、本メールマガジンをご開封いただきありがとうございます。
動物病院の経営において、価格設定は単なる「料金の決定」ではなく、病院の方向性を決める重要な要素の一つです。
✔ 価格を見直したいが、どう決めればよいのかわからない
✔ 値上げをしたいが、患者離れが怖くて踏み切れない
✔ 今の価格設定が正しいのか、客観的な判断基準が欲しい
結論、価格設定が変わると、病院経営の3つの重要な要素に大きな影響を与えます。
① 売上・利益率(価格設定が病院の利益構造にどう影響するか)
② 患者層(価格によって、来院する患者のタイプが変わる)
③ 診療件数(価格が来院数や予約状況にどのような影響を与えるか)
【価格設定が与える3つの影響】
① 売上・利益率
「診療件数が多いのに、思ったほど利益が残らない…」
このような状態に陥る病院の多くが、価格設定の問題を抱えています。
☑ 薬価の設定が低すぎる → 仕入れコストが圧迫
☑ 技術料が安すぎる → 診療の価値が適切に反映されていない
☑ 無駄な値引きが多い → 収益性が低下
例えば、1件あたりの診療で利益率20%の病院と、30%の病院では、同じ売上でも 後者の方が利益が1.5倍になる ことになります。
つまり、価格設定を適正化することで、無理に診療件数を増やさなくても利益率を向上させることができるのです。
② 患者層
「価格を変えることで、来院する患者の層も変わる」 というのをご存じでしょうか?
✔ 価格を見直したいが、どう決めればよいのかわからない
✔ 価格が低すぎると?
→ 価格重視の患者が集まり、費用対効果を気にする層が増える
→ 低価格帯の診療を求める患者が多くなり、単価が上がりにくい
✔ 価格が高すぎると?
→ 新規患者の来院ハードルが上がり、競争が激しいエリアでは不利に
→ 「なぜ高いのか」が明確に伝わらないと、患者離れの原因になる
✔ 適正な価格設定をすると?
→ 病院の診療方針やサービス内容に合った患者層が集まりやすくなる
→ 高品質な診療を求める患者が増え、リピート率が向上する
病院がどのような患者層をターゲットにするかによって、価格の戦略を考えることが重要です。
③ 診療件数
価格設定が診療件数に与える影響は、単純な「安いと増える・高いと減る」という話ではありません。
✔ 価格が低すぎると?
→ 患者にとって利用しやすい価格となり、予約が埋まりやすくなる
→ しかし、診療時間が限られているため、1件あたりの診療時間を短縮せざるを得なくなる
→ その結果、診療の質が低下し、スタッフの負担も増大
→ 過密な予約が続くと、十分な診療ができないことで患者満足度が下がるリスクがある
✔ 価格が高すぎると?
→ 新患の獲得が難しくなり、長期的な経営の安定性が揺らぐ
→ 価格の正当性を伝えられないと、他院に患者が流れる可能性がある
「診療件数×単価=売上」 という基本公式を考えたとき、✔ 適正な単価を設定し、無理なく適正な件数をこなすこれが、経営の安定化につながる鍵になります。
価格設定の悩みを解決するWeb事例検討会 開催!

そこで今回「薬価・技術料の適正な決め方」をテーマにした動物病院経営者向けWeb事例検討会 を開催いたします。
この事例検討会では、
✅ 他院の価格設定はどうなっている?
✅ 価格を変えるときに患者の納得感を高める方法は?
✅ 競争が激しいエリアで価格をどう設定すべきか?
といったテーマを中心に、動物病院院長先生同士でディスカッションを行います。
📅 開催日程(オンライン開催)
▶ 2025年3月6日(水) 20:00~21:00
💡 初回に限り無料でお試し参加可能
参加無料 / 事前登録制
「価格設定に迷っている」「どう決めればいいかわからない」
そんなお悩みをお持ちの先生は、ぜひご参加ください。
価格の決定は、動物病院経営の根幹に関わる重要なテーマです。
今回の事例検討会が、先生の病院の適正な価格設定を考えるきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様のご参加をお待ちしております。