動物病院の開業に向けたコンサルティング

2021年12月9日 (木)

カテゴリー：開業支援

船井総研動物病院コンサルティングチームでは、過去多数の開業支援サポートをさせていただいております。開業には必要な手順と戦略的思考が必要です。少しでもご不明点がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

開業の流れ

まずは、開業までの流れを簡単にご紹介します。詳しくは『動物病院の開業のやり方徹底解説』ページをご覧ください。

Step1　目標設定　→Step2 開業地選定・診療圏調査　→ Step3 資金調達　→Step4 集患戦略・調査・実施　→Step5 スタッフ採用戦略・調査・実施　→Step6 公的機関へ届け出提出　開業準備！

ではここからは船井総研動物病院コンサルティングチームがお手伝いする、コンサルティングの実施内容についてご紹介していきます。

●開業コンサルティングの実施内容

我々がサポートできる業務内容としては、上記の開業の流れの「Step3資金調達の実施」及び「Step6 公的機関へ届け出提出」以外の業務をサポートさせていただいております。

Step1開業の目標設定:コンセプト設計・経営計画書作成サポート

先生がご自身の獣医師人生の中で開業という選択をされたのは、ご自身が目指す獣医療、社会貢献を実現したいという想いがあったからではないでしょうか。
その思い（経営理念）を具体的に形作るためには、先生が院長となる動物病院のコンセプトはなにか？ターゲット設定はどうするのか？といったといった項目に落とし込んで明文化していく作業が必須です。そしてそれを実現するための経営計画・数値計画に変換していくことで、開業から早期に業績を伸ばしていくことができるようになります。動物病院コンサルティングチームが、経営理念の明文化・コンセプト設計・経営計画作成のサポートをさせていただきます。

◆経営計画書の一部抜粋

Step2　開業地選定・診療圏調査：診療圏調査報告書作成

船井流差別化の8要素という、競合他社と差別化して自社が飛躍的に成功するための経営思考があります。この8要素で最も重要な項目が「立地」です。立地は、後から容易に変更できませんし、立地選定が悪ければ集患・採用などの開業後の業績向上に関する取り組みの成功率が下がってしまいます。よって、事前に診療圏調査というものを行って、院長先生のコンセプト、計画書に基づく成長が見込めるような立地か否かの判断をする必要があります。我々が実施する診療圏調査では、その診療圏における現在の人口動態、人口将来予想、競合動物病院の有無等を行い、動物病院経営専門のコンサルタントが当該開業立地での成功可否を判定します。

◆診療圏調査報告書の一部抜粋

Step4　集患戦略・調査・実施：ホームページ制作・内覧会実施

新規開業初年度から早期に黒字化し、持続的な成長をし続けるためには、集患力を強化することが必須となります。開業前に行う「内覧会」に関しても、ポスティング等で集患し、ご来場された飼い主様に対して自院の魅力を的確にアピールし来院につなげていくための導線設計まで、入念に準備を行います。さらに新規開業後の集患にとって「ホームページ」というWEB上の受け皿を用意することも大切です。単にホームページを公開すればよいわけではなく、自院の特徴はなにか？どのような院内・設備があるか？スタッフはどのような人がいるのか？等の魅力をしっかりわかりやすく飼い主様にお伝えするための工夫・設計については専門的な知見がある人間でなければいけません。ホームページ制作会社様に完全に丸投げするようなことがないようにしましょう。これらのノウハウや成功事例をもつ船井総研動物病院コンサルティングチームにご相談ください。

Step5 スタッフ採用戦略・調査・実施

動物病院が成り立つのは、動物看護師・受付・トリマーなどのスタッフがいてこそです。よって、開業時に優秀な人材を採用するために、一定の求人母集団（求人数）を獲得し、そこから優秀な人材を選抜していくことです。母集団形成のためには、的確な採用媒体を活用し、自院の魅力をアピールする求人内容を作成することです。