【重要】いま動物病院が果たすべき使命とは！？医療機関に備わる影響力から考える

皆様、こんにちは。
株式会社船井総合研究所動物病院ユニットです。

突然ですが、皆様は「か強診」制度というものをご存じでしょうか？

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所（通称：か強診）」制度は、歯科業界において、
2016年に施行された新制度です。

この制度は、歯周病の重症化や、それによる心臓病や早産・低体重児出産、認知症などの全身疾患の発症を防止するために、
従来の治療中心型の歯科治療だけでなく、生涯を通じた歯科疾患の重症化を予防する歯科治療を提供していく狙いで新設されました。

この制度により、もともと歯科医院では3カ月に1回の定期メンテナンスを保険適用下で行っていたのが、
厚生労働省より「か強診」と認可された医院においては、1カ月に1回のメンテナンスを保険適用下で行うことができるようになりました。

その結果、医院は患者との接点を更に増やすことが可能になり、以前よりも安定した収益を得ることができるようになったほか、
患者側は以前よりも経済的な負担をかけることなく、定期的に予防を行うことができるようになり、継続的に通院する患者数が増加しました。

このような「か強診」制度を含む業界内での動きや医院側の努力によって、もともと6％ほどだった定期的メンテナンスに通う方の割合は、
現在では33％まで向上し、日本人の健康寿命・健康水準の向上に貢献しつづけております。

いま動物病院が果たすべき使命はズバリこれ！

さて、なぜこのようなお話をさせていただいているかと申しますと、
現在、そして今後の動物病院が果たすべき使命もここであると我々は考えているためです。

つまり、病気を治すということだけでなく、そもそも病気にならないように、
動物病院側で飼い主に働きかけるための動きを更に強化していくということです。

これまでの動物病院業界では、全体的に病気の治療に重きを置いてきました。

当たり前ですが、医療機関の役割としてはもちろん正しいものであり、今後もこの点は変わらないのですが、それに加えてこれまで以上に病気の発症を未然に防ぐという点も大切になります。

上記で記載した歯科業界の「か強診」制度や日本人の定期メンテナンス実施率の変化からも分かる通り、
医療機関が社会に及ぼす影響はとても大きいため、ペットの家族化が進み、
飼い主1人あたりの支出が増加している今だからこそ、ここに力を入れていただきたく存じます。

ただし、そうは言っても、

「病気で来られた方の診療を圧迫したくない」
「予防を増やすよりも、通常の診療をしていた方が売上が立つ」

こういったお考えの先生も多いのではないでしょうか？

では、

「現在の先生方の診療体制を崩さずに、付加価値的に予防を増やし、病院の売上向上はもちろんのこと、
動物の健康寿命向上にも貢献できる方法がある」

となるといかがでしょうか？

今回はその方法を皆様にもお伝えするために、弊社お付き合い先動物病院様をゲストにお招きし、セミナーを開催させていただきます。

地域の犬猫の健康寿命延伸に寄与する！予防歯科セミナー

これまで、動物病院として予防を推進する必要性についてお話ししてまいりましたが、
今回のセミナーは、「予防としての歯科を、動物看護師主体で動くことで、先生の診療を圧迫せずに付加価値的に増加し、
病院売上や飼い主に貢献する」という内容についてお話しさせていただきます。

これまでも歯科についてのセミナーは開催させていただきましたが、今回はこれまでの内容から更にアップデートしたものとなります！

ゲストとしてご登壇いただくのは、千葉県千葉市のくるり動物病院にとな院長　の中島穣先生。

「歯の健康を通して、全ての動物・飼い主が幸せになる社会に貢献する」をスローガンに、
開業以来、6年連続増収増益を達成し、2022年にはワンドクターで年間売上9,800万円を達成された院長先生より、実際の取組みについてお話しいただきます。

また、ワンドクター病院の院長先生によるご講演ではございますが、「どのような病院でも実践可能」な内容となっております！

皆様、いかがでしょうか？

是非とも以下の案内よりお目通しいただき、ご参加可能な日程をご確認いただけますと幸いです。

お忙しいところ、ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

こちらをお読みいただいた動物病院様の更なる発展から、 犬猫の健康寿命延伸に寄与し、
動物と人とが長く幸せに暮らせる社会の実現に貢献できますと幸いです。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

地域の犬猫の健康寿命延伸に寄与する！予防歯科セミナー

【本セミナーのポイント】
①どんな動物病院でも再現可能な歯科処置を増やす仕組み
②獣医師以外の従業員でもすぐにできる、歯科処置成約率を向上するためのカウンセリング
③今いる飼い主を中心に歯科処置件数を増加させる、院内での情報発信の仕方
④歯科で他院に差をつけるための全体像と将来的なビジョン