【無料勉強会で解決】薬価や技術料の適適正価格とは

2025年2月12日 (水)

平素よりお世話になっております。
株式会社船井総合研究所の吉田です。
お忙しいところ、本メールマガジンをご開封いただきありがとうございます。

✔ 薬価をどのように設定すればよいのかわからない
✔ 技術料の価格をどの基準で決めればよいのか悩んでいる
✔ 値上げを考えているが、患者離れが怖くて踏み出せない

こうした悩みを抱えている先生は多いのではないでしょうか？

実際、多くの動物病院では「価格設定の仕組みがないまま感覚で決めている」という問題を抱えています。
その結果、安すぎる価格で経営が圧迫されたり、逆に高すぎて患者が離れてしまったりするケースが後を絶ちません。

価格設定は、売上、利益率、患者満足度、競争力に直結する重要な要素です。
それにもかかわらず、多くの病院で「適正な価格」をどう決めればよいのか明確な基準がなく、
✔ 他院の価格を見てなんとなく決める
✔ とりあえず競争力を考えて安めに設定する
✔ 値上げのタイミングがわからず、そのままにする
といった状態になりがちです。

しかし、価格設定が適切でないと、経営全体にさまざまな悪影響を及ぼします。

【価格設定を誤ると起こる3つのリスク】

❌ 1. 価格を安くしすぎると利益が圧迫される

「近隣病院より高くしたら患者が減るかも…」という不安から、
安易に価格を低く設定してしまうケースがよく見られます。

しかし価格設定において最も重要なのは「コスト＋利益」の考え方です。

たとえば、
ワクチン1本あたりの仕入れ価格が1,000円
ワクチン接種にかかる人件費・時間コストが2,000円

この場合、単純に3,000円で提供すると利益がゼロになってしまいます。
さらに設備投資や固定費を考慮すると、一定の利益率を確保する必要があります。

しかし、価格を決める際に「周囲の病院の相場」だけを見てしまうと、こうしたコストが十分考慮されず、結果的に利益が圧迫される」という状況に陥りがちです。

❌ 2. 価格が高すぎると患者離れが起こる

一方で、価格を高く設定しすぎると、
「なぜこの価格なのか」が明確に伝わらない限り、患者の離脱を招く可能性があります。

特に、価格を見直す際には、患者が価格に納得できる理由をセットで考える必要があるため、単なる値上げがリスクになることもあります。

「この病院は高い」と思われる要因は、価格そのものではなく、
✔ 他院との違いが明確になっていない
✔ 価格と提供価値のバランスが取れていない
✔ 価格変更の理由が患者に伝わっていない
といった部分にあることも少なくありません。