動物病院のマーケティングを徹底解説
目次
動物病院のマーケティングを徹底解説
動物病院のマーケティングで必要な3つの考え方
動物病院のマーケティングでは、主に3つの考え方が必要です。
1.動物病院の売上の構成を知る
2.自社を知る
3.費用対効果を考えた戦略を構築する
“こんな初歩的な話ならこの記事を見るのをやめようかな?”と思われた方、要注意です。
経営には原理原則が存在し、この原理原則を知っているつもりになっている人が結果的に動物病院を廃業に追いやっているのです。
これから日本の人口は右肩下がりで減っていきます。
そういった外部環境でも支持され続ける動物病院であるためには、原理原則の再確認が大切になってくるのです。
ここからは、基本的な話から実践的な話までを記載致します。
今回の内容のゴールは、皆様が時流に適したマーケティング戦略を構築できることです。
是非最後までご一読ください。
1.動物病院の売上の構成を知る
皆様は、動物病院の売上の公式をご存知でしょうか。
売上=〇〇×◻◻
〇〇は、客数
◻◻は、客単価を表します。
動物病院で売上を上げるためには、客数を増やすか、客単価を上げるしかないのです。
しかし、現状客数を上げるためには、飼い主の数を増やすか、来院頻度を上げるかしかありません。
客単価も既存の飼い主を上げる場合と新規の飼い主の客単価を上げるパターンが存在します。
皆様の動物病院がどのような戦略を取るべきなのかは次の章でお伝え致します。
2.自社を知る
次に、皆様の動物病院の特徴を把握する必要があります。
2次診療よりの動物病院であれば分かりやすいのですが、動物病院様によっては分かりづらい可能性が高いです。
その場合、まずは診療内容の内訳を見てみてください。
その中で、売上構成比の高い順に内容を確認してください。
仮にそのデータが2年分あった場合、昨年と比較して明らかに伸びている項目があるのであれば、それを伸ばすことが即時業績UPのコツになります。
その他、自社の客数の推移や、客単価の推移、新患数の動きも確認してください。
例えば、新患数が稼働している診察台1台あたり、30名未満の場合は対策が必要です。
ただ、これは開業してからの年数も大きく関係します。また、周辺人口なども関係してきます。
弊社のクライアントの動物病院様は、HPでの集客や、紹介を促進させる形で新患を増やしております。
自社の動きを知ることで、どこを強化するべきなのか、どこを対策するべきなのかの話になります。
そういった意味でも、まずは客数、客単価だけでなく、新患数や、売上の詳細、売上構成比など皆様の動物病院の特徴を把握するようにしてください。
3.費用対効果を考えた戦略
最後に動物病院のマーケティングの上で、一番大切な費用対効果の話を致します。
よくご相談を受けるパターンとして、電話帳に掲載するのにどのくらいの料金を払えばよいのか、看板はどうかなど色々なご相談を受けます。
販促物の効果検証をする際、どのくらいの反響があるのかを確認しなければなりません。
実はその作業を面倒くさがる動物病院様が非常に多いです。
販促の結果、どのような結果になったのか。
結果検証までが大切なので、そこを念頭においてください。
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